さけ科学館では、毎年秋になるとシロザケをはじめ様々なサケ科魚類の採卵作業を行います。採卵作業とは、成熟したメスのお腹から卵を取り出し、オスの精子をかけあわせて受精させる作業のことです。これは皆さんにこれから先もずっとサケ科魚類を見ていただくためにもサケ科魚類の研究のためにも重要な作業です。また同じサケ科でも、採卵に適した時期というのは異なります。シロザケよりちょっぴり早めなのはサクラマスです。イトウは4月頃です(これが見れた人はラッキーです!)。
さけ科学館では、9月〜12月までの間成熟したサケ科の姿を連日披露しています。また実習を除き、不定期ながらも(メスのおなかの卵の都合にあわせるので)孵化室では採卵作業が行われており職員やボランティアによる簡単な解説が実施されていますので幸運な方は御覧いただけるでしょう。残念ながら、何時見れるかなどの質問にはお答えできませんので、ご了承願います。
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