イトウの採卵

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■イトウの採卵

 春を告げるイトウの採卵シーズンがやってきました。
今年は4月14日にさけ科学館孵化室にて採卵を実施しました。その模様をお届けいたします。今回は職員の小原さん、岡本さん、佐藤さんが採卵しました。


イトウです!! まずは、イトウを準備します。
どうですか、この立派なイトウ!!
(職員の岡本さん)
麻酔が効いて寝ているイトウ イトウはシロザケのように採卵後死ぬことはなく、成熟後は数年間採卵可能です。さけ科学館のイトウは、左のように麻酔を欠けてからオス・メスともに絞って卵、精子を取り出します。
いよいよ採卵開始! イトウは大変大きなサケ科の仲間ですので、採卵作業は大の大人3人がかりで行います。それでも大変な作業です。
卵ぽろぽろ イトウメスから卵が搾り出されているところです。
イトウの卵 1尾から取り出された卵です。
このあと、羽を使って洗面器に移されます。
このときはまだ目覚めていません。
精子をしぼっているところ。 オスから精子を搾り出しています。
洗面器には先ほど取り出された卵が入っています。
この状態でもまだ精子も卵子も目覚めません。
受精の瞬間 これから、受精の瞬間です。
真水についてから初めて精子が目をさまして
受精するのです。
何事も無く泳ぐイトウ 先ほどまで眠りについていたイトウも、元気に泳ぎだしました。
赤い色は婚姻色で、この時期の成熟したイトウにのみ見ることができるものです。観察池で泳いでますので、是非見にいらしてくださいね!

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