No4

　●サケの旅

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■サケの旅レポートNo.４

◇道東サケ観察報告
（掲示板より抜粋）

鳥居　亮一さん

以前、道東の旅に出るにあたり、さけ科学館職員から指令が出たと書きましたよね。

まず、結果から報告しましょう。
１．メジカは購入出来ました。
２．ケイジは残念ながら、目にする事が出来ず、購入はおろか値段を確認する事も出来ませんでした。

まず、メジカですが、羅臼の漁協直営店で購入しました。
値段は２kg台～３kg前半で、１２００～２０００円。
その日の朝水揚げされた物で、鮮度は抜群。
店には１０本程並べられ、すべてオスと表示されていました。
もちろん顔はメスと見分けがつかず、脂が乗って丸々していましたが、アブラビレの大きさと尾ビレの形は明らかにオスのものでした。
さけ科学館職員より「写真を撮りたいから、ウロコのはがれていない綺麗な物を２本」と言われ、選んで送ったつもりだったのですが、実際には写真を撮る事もなく、「気が付いたら切り身」だったそうです。
このＨＰに画像を提供して貰おうと思ったんですけどね。
そう言う私も、購入時にカメラを持っていたにも関わらず、”購入出来た事に安心”してしまい、写真も撮らずに帰ってしまった１人です。情けない。

次にケイジですが、釧路・羅臼で捜してはみたのですが、元々水揚げされる本数が少ない上に、今年はサケ自体の水揚げが少ないとの事で、見る事は出来ませんでした。残念です。

余談ですが、釧路で有名な”Ｗ商市場”では、婚姻色がバッチリ出たオスサケが６００円で売られていました。
店のおばちゃんは「安いでしょ。こんな良いもの、他じゃ、６００円なんかじゃ買えないよ！」と言っていましたが、思わず首を傾げてしまいました。
また、秋サケのメスがたくさん並んでいたんですが、高い物で８０００円。平均６０００円程でした。
幾らサケの水揚げが少なく、筋子が入っているとは言え、高いですよね。
観光客相手の店になったと言われて久しいですが、観光案内所の女性が”Ｗ商市場”と聞いて苦笑いする程では・・・・。
皆さん、釧路へ行く際にはお気を付けて。

　

2000/10/14

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