No3

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■サケの旅レポートNo.3
知床サケ科観察報告
鳥居 亮一さん
 カラフトマスの遡上

今回、知床でサケ&カラフトマスの遡上を観察して来ました。
河川は、羅臼は羅臼川、斜里町ウトロはペレケ川です。

羅臼川は河口から60m程の所に魚止めがあり、その間には40尾以上の魚が遡上・産卵行動をしていました。そのほとんどはカラフトマスで、サケは数尾しか確認出来ませんでした。河口から10m足らずの所にカラフトマスの産卵床がいくつもあり、メスが守っていましたし、河口周辺の海側には、これから遡上しようとするカラフトマスのセッパリも波間に見え隠れしていました。

場所は変わって、ウトロのペレケ川。
河口から100mちょっとの上流には砂防・堰堤があり、河床も護岸されているという、魚にとっては厳しい環境でした。こちらも羅臼川同様、カラフトマスが主で、サケは数尾しか確認出来ず、河口付近で産卵行動をしていました。
羅臼・ウトロ共に、サケの遡上が遅れているようでした。

カラフトほっちゃれ
また、今回は時間がなく、オショロコマの産卵行動は確認する事が出来ませんでした。
釣りも、エサ、時間、場所、腕のどれに問題があったのかは判りませんが、釣果もなく残念な結果になってしまいました。



 ちなみに、羅臼川での水生生物は20分程で、トビケラ2匹とヨコエビ3匹しか捕獲出来ませんでした。


 
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