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1.メスを採卵台におく |
2.いよいよお腹をきる |
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メスを採卵台に置いたら、2人ペアで作業を開始します。補助の人は、サケの背鰭側に立ち、胸鰭と、腹鰭を押さえます。切る人は、採卵刀をサケの肛門から頭に向って切り出します。
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3.どんどん切る(腹鰭あたり) |
4,切り終わったところ |
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腹鰭あたりは切りにくいので、補助者はしっかりと鰭を固定します。心臓の手前あたりまで一気にきります。切りすぎると出血し、受精率が下がります。あまりに出血がひどい場合は採卵を取りやめることもあります。 |
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5.卵かきだし中 |
6.卵かきだし中(その2) |
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卵をかきだします。プロは3回で手早く卵をかきだします。ゆっくりとしていると人間の体温で受精率が下がってしまうからです。また、袋に残った卵は、無理に取りません。お腹に残った卵は採卵作業終了後に残卵として数えます。 |
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7.卵を洗面器に移す |
8.卵を洗面器に移す(その2) |
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卵を洗面器へと移します。採卵台の卵が乗っている部分はざるになっていて、卵と余計な血液や体液を分けます。これも受精率をあげるためのものです。ななめにしても落ちない卵は、羽でやさしく移します。このときの卵膜はまだ弱い状態です。 |
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